大学生の雑記

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地理Bまとめ⑨ - 世界の鉱山資源の分布と特徴1 エネルギー編


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石油

最も使用量の多い化石燃料

新期造山帯周辺に分布

主な産地は中東、アフリカの北部とギニア湾岸、アメリカ、ブラジル + イギリス、ノルウェー、ロシア

新期造山帯周辺でない場所で有名なところは北海油田(イギリスの東側に広がる海)とロシア。
北海油田ではほとんどイギリスとノルウェーだけが採っている。
ロシアはパイプラインを通してヨーロッパに原油を輸出している。

天然ガス田もそばにあることが多い。つまり石油と天然ガスの生産地域は似たものとなる。

石炭

窒素酸化物や硫黄酸化物が石油よりも多く排出されるので環境負荷が高い。

古期造山帯周辺に分布

古期造山帯は散在しているためそれぞれ覚えるしかない。

主な産地は中国、アメリカ東部のアパラチア山脈、オーストラリアのグレードディバイディング山脈、イギリスのペニン山脈、南アフリカのドラケンスバーグ山脈、ロシア、など

例外的に、ベトナムや特にインドネシアでは新期造山帯なのに石炭が多く採れる。
インドネシアの石炭産出量は世界3位。


中国、インド、南アフリカ共和国ポーランド、オーストラリア(頭文字とってCISPA)の五つの国は石炭の消費、供給割合が高い。

このうちオーストラリアは工業が発達してるとかではなく単に石炭産出国だから使用率が高いだけ。むしろ工業はあまり発展していない。

他の4カ国は石炭産出国であるとともに工業国でもあるため。

天然ガス

化石燃料の中ではクリーンな燃料という位置付け。しかし設備が高価になりがちなので先進国でしか使用されない。

冷却して液化天然ガスとして輸出する。

石油のところにも書いたが油田のそばに天然ガス田があることが多い。まとめて覚えておこう。

主な産地は石油産地と同じような場所+オランダ、イタリア ロシアも産出量がかなり多い。

ウラン

CO2などを一切排出しないのでクリーンなエネルギー(放射性廃棄物除く)。

主な産地はカザフスタン、カナダ、オーストラリアなど

オーストラリアには原発はなく輸出だけしている。



鉱石編はそのうち書きます。