大学生の雑記

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地理Bまとめ⑫ - オーストラリアの地形、気候、資源、農牧業


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地形

大部分が安定陸塊で東側だけ古期造山帯なので地震も火山もほとんどない。

環太平洋造山帯と誤認しないよう注意

この古期造山帯の延長線上にあるタスマニア島も古期造山帯

東海岸沿いにはグレートバリアリーフサンゴ礁)がある。

気候

内陸部がBWでその周りをBSに囲われている。

北部はほとんどAwでケアンズあたりがわずかにAm、そのケアンズ熱帯雨林がある(世界最古の熱帯雨林世界遺産)。主な都市はダーウィンケアンズ

東西の南端はCs

農牧業

北のほうでは牧牛で南のほうでは牧羊が盛ん。

南東部で小麦の栽培

Cs気候では果樹栽培をしている。

また北東沿岸部でサトウキビ栽培もおこなわれている。

資源

オーストラリアの資源分布

古期造山帯のある東部に石炭(■)、安定陸塊である西部に鉄鉱石(▲)が分布している。
 
西部のビルバラ地区から鉄鉱石を日・中へ輸出する。
これと関連付けて、石炭・鉄鉱石・液化天然ガスは日本の輸入先においてオーストラリアが1位である。

北部の熱帯ではボーキサイト(△)が多く採れる。なおオーストラリアはアルミニウム生産量世界6位(2020)である。

他にウラン()、金()(2位)、石油や天然ガスなど

ウラン産出国だが原発はない。


資源国だが工業国ではない。
→エネルギー輸入量が少なく輸出量が多い。

石炭産出国なので石炭使用量が多く、その結果工業が発展していない割には二酸化硫黄排出量がとても多い(3位、2011)。