大学生の雑記

色々なものを書いています 旧:旧帝大生の雑記ブログ

地理Bまとめ⑥ - 民族問題

 

民族問題

北アイルランド紛争

イギリスの北アイルランド

多数派のイギリス系住民(プロテスタント)vs少数派のケルト系住民(カトリック

ユーゴスラビア問題

ユーゴスラビア解体で旧ユーゴスラビアを構成していた国が独立→各国内で民族・宗教対立

ボスニア・ヘルツェゴビナでは内戦にまでなった。

セルビアで、人口の九割を占めるアルバニア系住民が独立運動コソボ独立

フラマン人とワロン人の言語紛争

ベルギー

北部のオランダ語系フラマン人vs南部のフランス語系ワロン人

バスク人独立運動

スペインとフランスの国境地帯に移住しているカトリック系のバスク人独立運動を展開。

チェチェン紛争

黒海カスピ海の間 チェチェン共和国

チェチェン共和国がロシアからの独立宣言をして始まった。

パレスチナ問題

1948年パレスチナユダヤ人国家イスラエルが誕生。

この地から追放されたパレスチナ人とそれを支援するアラブ諸国vsイスラエル

イギリスの三枚舌外交のせい。

クルド人独立運動

黒海カスピ海の近くのトルコ、シリア、イラク、イラン周辺にまたがって移住しているクルド人独立運動

クルド人は国家を持たない。

キプロス紛争

トルコの下にある地中海の島キプロス共和国

北部の少数派トルコ系住民(ムスリム多い)vs南部の多数派ギリシャ系住民(ギリシャ正教多い)

チュニジア

アフリカの一番上のくぼみに見える部分の左側にある国

SNSによる民衆の連携で長期独裁政権を倒した。(2011年)

これが飛び火し、エジプトやリビアでも独裁政権が倒された。

一連の出来事を「アラブの春」という。

ビアフラ戦争

ナイジェリア(ギニア湾岸のでかい国)

南部の油田地帯にすむキリスト教徒のイボ人が独立宣言→北部のイスラム教徒のハウサ人・フラニ人が反発→内戦

終戦後、南部ラゴス→中央部アブジャに遷都

南スーダン紛争

南スーダン

2011年スーダンから分離独立。

独立後も石油などの利権争いとともに政府と反体制派が武力衝突。

ダルフール紛争

スーダン

2003年政府に反発する二つの黒人勢力が西武で武装蜂起。

国連が、「世界最悪の人道危機」と指摘。

ルワンダ内戦

アフリカ最大の湖ヴィクトリア湖の隣 ルワンダ

フツ族(多数派)vs ツチ族(少数派、旧支配層)

大量のフツ族が国外逃亡→深刻な難民問題

その後の復興は「アフリカの奇跡」と呼ばれている。

カシミール紛争(問題)

カシミール州のムスリムによる分離独立運動

インド北辺部を中心にヒンドゥー教徒vsイスラム教徒

スリランカ民族紛争

国内最大のシンハラ人(人口の82%、仏教徒)vsタミル人(9%、ヒンドゥー教徒

2009年タミル人側制圧、終結

ウイグル族独立問題

イスラム教徒のウイグル族が中国統治に強く反発。

ミンダナオ紛争

フィリピン南部ミンダナオ島を中心に展開されるムスリム(モロ諸族)による独立運動

ニューカレドニア独立運動

メラネシア系住民がニッケル鉱山の利権をめぐり、フランスからの独立運動

地理Bまとめ⑤ - 日本の工業

  • 日本の工業の推移
  • 工業地帯
    • 三大工業地帯
      • 京浜(東京、神奈川周辺)
      • 中京(愛知周辺)
      • 阪神(大阪、神戸周辺)
    • その他の工業地帯
      • 北海道南西部(札幌周辺)
      • 北陸(新潟、富山、石川、福井)
      • 常磐(福島、茨城)
      • 鹿島(茨城南部の臨海地帯)
      • 京葉(千葉の東京湾岸)
      • 北関東(神奈川、東京の内陸部、埼玉、群馬、栃木)
      • 東海(静岡、京阪と中京の間、東海道線に沿った都市)
      • 瀬戸内(中国、四国地方の臨海部)
      • 北九州(福岡周辺)
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高校の課題研究のテーマ例「カラメル化」について紹介

高校生の研究テーマで使えるカラメル化について紹介します。

 

  • カラメル化とは何か
  • カラメル化をテーマにする利点
    • 1.必要な材料が主に糖類のみ
    • 2.知名度が低い
    • 3.反応が複雑でわからないことが多い
  • 研究例
    • 1.糖アルコールはカラメル化するのか
    • 2.カラメル化の反応速度について
    • 3.加熱時間ごとによるカラメルの違い
  • まとめ
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地理Bまとめ③ 東南アジア・南アジアの農業

東南アジアの農業の特徴

小規模で労働集約型、つまり労働生産性が低く土地生産性が高い

 

代表的な農作物

 

稲作

ベトナム

メコン川流域(ベトナム最南部~ベトナムの上のカンボジア

メコン川にはメコンデルタによる肥沃な大地がある

商業的な稲作が盛んで米の輸出量が多い(3位,2018)

 

タイ

チャオプラヤ川流域

商業的な稲作が盛んで米の輸出量が多い(2位,2018)

 

ミャンマー

エーヤワディー川流域(エーヤワディーデルタ)

 

天然ゴム

タイ

チャオプラヤ川

生産量輸出量ともに1位(2018)

 

ベトナムカンボジア

メコン川

 

マレーシア

もともと生産量1位だったが油やしに転換が進んでいる

 

インドネシア

生産量輸出量ともに2位(2018)

 

油やし(パーム油)のプランテーション

タイ、マレーシア(天然ゴムから転換が進む)、インドネシア
インドネシアとマレーシアの生産量が世界の85%を占める。

ココヤシ(コプラ)→ココナッツオイル

フィリピン、インドネシアなど
フィリピンとインドネシアの生産量が世界の70%を占める。

バナナ

タイ、インドネシア、フィリピン
日本のバナナ輸入先の8割がフィリピン (残りの2割の大部分はエクアドル
生産量はインドネシア3位、フィリピン6位であり、1位2位のインド中国が世界の35%を占める。

 

コーヒー豆(エチオピア原産)

ベトナムインドネシア
生産、輸出ともにベトナム2位、インドネシア4位