先日、長い浪人生活を無事終えることができました。
浪人生活も終わったことですし、浪人するに至った経緯と浪人中にしたことを書いていきたいと思います。
簡潔に言えば、河合のテキスト復習ばかりやってたら合格できたってことです。なんせ大半はテキスト復習に時間を費やしたのですから。
長いですが良ければ読んでいって下さい。
- 共通テスト受験前まで
- 自己採点後
- そして前期へ
- ほぼ全落ち
- 浪人することを決意、河合塾に入塾
- 4月~夏期講習まで(基礎シリーズ)
- 夏期講習
- 9月-12月
- 冬季講習
- 二度目の共通テスト
- 直前講習
- その後
- まとめ
共通テスト受験前まで
現役時、私は当時の二次力には全く見合わないレベルの某大学を志望していました。受験を楽観的にとらえていたこともあって、共通テストでボーダーを超えていれば出願しようと思っていました。もし共通テストの点数が模試の結果ほどであれば、その大学より下のレベルの大学に出願していて、浪人することもなかったと思います。
自己採点後
どういうわけか運良く(後のことを考えれば運悪く)8割もの点数を取ってしまったことで、当時の私は某大学に出願することにしました。8割取れてしまったことで、当時の予備校の担任(当時は東進に通っていました)と学校の担任はあまり何も言ってこず出願が決定しました。
私立の受験校は、一般で適当に行けそうな大学一つ、共通テスト利用で東進の担任が受験を進めてきた大学を一つ受験することにしました。
そして前期へ
遅すぎますがここでようやく過去問演習をしだしました。しかし実力に見合っていないので得意教科の化学でさえ半分もとれませんでした。その程度の出来だったことですぐに過去問演習をやらなくなり自宅で数学の問題ばかり解いていました。某大学のレベルに合わないものばかりを、です。
私立に関しては過去問も解かずに受けました。対策なんかしなくてもうかるだろうと高をくくっていたわけです。
ほぼ全落ち
まず二月中旬に私立の結果が出て、一般のほうは普通に落ちました。ここで初めてまずいと思いましたが、学費が高くあまり行く気がしなかったので何とか平静を保とうとしていました。共通テスト利用のほうは合格しました。
私立一般で落ちたのにもかかわらず勉強法を変えようともせずに迎えた前期。英語は思いのほかできたものの、数学では典型問題を落とし物化ともに半分しか解けずと散々な結果に終わりました。
中期も後期もまともに点を取れず、結果は共通テスト利用以外すべて不合格。勉強していないというのに前期合格発表前はかなり緊張していたのを覚えています。受かっているわけないのにね。
浪人することを決意、河合塾に入塾
共通テスト利用で合格したところは偏差値が低く、私立なので奨学金も借りなければいけない。そうなると無駄に借金だけを負ってしまう羽目になる。そう思いそれを避けるためだけに浪人を決意しました。決心したのが四月直前とぎりぎりで予備校選びに時間を費やすこともできなかったので、大手であり友人が現役時に通っていた河合塾に入塾することに決まりました。
4月~夏期講習まで(基礎シリーズ)
4月5月
この頃は復習は夏にまとめてやればいいやと思い予習しても復習していませんでした。
授業が終わればすぐ家に帰り予習だけをする日々。
休日も何の勉強もしてなかったです。
また国語はすべて切っていました。その時間は自習室でほかの授業の予習に専念していました。
夏期講習
夏期講習をとりすぎたのは本当に良くなかったです。(1ターム1コマから2コマも取ってしまった)さらに数学の最難関講座を取ってしまったのも無駄でした。(担当講師が言うに、全統記述の数学偏差値が65以上の人が対象らしい)その結果夏期講習は消化不良になりがちでした。半面とってよかったと思うのは化学の平衡の講座です。これの復習をきっちりと最優先で頑張ったおかげでかなり平衡の実力がつきました。
その反面、基礎シリーズのテキスト復習は完璧に行いました。全部しっかり解いて2周くらいしたと思います。特に化学は授業で理解しきれない部分が多かったので重点的にやりました。
夏の終わりに第二回全統記述がありましたが、英語がかなり下がってしまい総合偏差値も落ちてしまいました。このこともあり英語に対する自信はあまりなかったです。
9月-12月
完成シリーズになると8時ごろまで残って予習なり復習なりをするようになりました。休日も土曜は塾に行っていたと思います。
普通はこの時期から過去問をやり始めるべきなのですが、テキスト復習にかこつけて過去問を全くやろうとしなかったのです。これさすがに不味かったと思います。ただ私は前述したとおり英語の出来に自信がなかったため、英語の過去問のみ十年分ほどこなし時間配分に慣れました。今思えば英語をまじめにやったおかげで点差をつけることができ合格できたのではと思います。
第三回全統記述の偏差値も第一回とほとんど変わらず安定していました。
冬季講習
志望校対策講座を主にとり、共通テスト対策は地理だけをうけました。夏期講習をふまえて十分に余裕のある受講をしたので予復習をきっちり行え理解も追いつきました。もちろん今までの復習などありきですけどね。
志望校対策講座の初見問題を解けるようになっていたため復習の力を改めて実感しました。
二度目の共通テスト
数学のめちゃくちゃな問題のせいで大きく失点したことで7.5割ほどに落ち込み、リサーチが返ってくるまでは出願校を下げようと思っていましたが、ボーダーも大きく下がったことでなんとか某大学に出願できることになりました。
直前講習
志望校のテストゼミをとりあえず全部取りました。ここで高得点をしっかり取って波に乗ろう、そう思っていました。しかし物理をはじめ他教科でも思ったほど良い点を取れず自信を失い始めてしまいました。これに加えて去年不合格したという事実もあり、絶対落ちるんだろうな、と思うようになってしまいました。ここにきて自信もやる気もほとんど無くなってしまったのです。
それでも予備校に行かないと親に何か言われるのでとりあえず予備校には行き、得意な化学だけをずっとしていました。基礎的な問題には絶大な自信があったため私立に合格する自信はあり、私立前には二校とも過去問を一年分だけ解き臨みました。その私立のレベルはあまり高くないので難なく合格することができました。
前期二週間前ともなると、不安が最高潮に達し、落ちる落ちるとばかり考えるようになりました。そこで今度は入学後のことを考えて英語をやりはじめました。どうせ落ちるから私立に行って英語の資格をさっさと取ってやろう、そう思いながら。
そうして迎えた前期試験。数学が思ったよりも上手く解け3完を達成。それにより急激に自信を取り戻し、続く理科もわからない問題をすぐに捨てることにより解ける問題をなんとか全て解け切れました。自信のない状態であればきっとドツボにはまっていたでしょう。数学の易化のおかげでうまくいきました。本番は良くも悪くも何があるかわかりません。英語はいつも手応えがないのでどのくらいできたのか体感ではよくわからず。こうして前期試験は終わりました。
出来が出来だけに何とも言えず、中期の勉強にも身が入らず(する気がそもそもありませんでした。滑り止めの私立に行けばいいかあとか思っていたので)中期試験の日を迎えました。
その後
中期用の対策もせず普通に試験問題を解き、その後の前期合格発表で無事合格。あっけなく終わったので合格した実感が全くありませんでした。こうして長い浪人生活が終わりました。
まとめ
私が浪人して成功できたのは、やはりテキスト復習を徹底したおかげだと思います。
特に河合塾に入塾するのであれば、テキスト復習さえ徹底してやりこめばある程度までなら必ず到達できます。その地力をもって応用力をつければさらに学力を上げることも容易でしょう。テキスト復習だけはあきらめずに何回でもやりましょう。